2025.01.20

ウィッグの基礎知識(1)素材編 | 医療用ウィッグ

今回はウィッグで重要な「素材」のご紹介です。髪の色やスタイルだけでなく、毛髪や頭皮の素材もウィッグを選ぶ上で大事なポイントです。
それぞれの特徴を知り、扱いやすいものを選びましょう。

素材別の特徴

名称 素材 長所 短所
人毛 人毛
  • ホットスタイリング(アイロンやホットカーラーなど)を素人でも気軽に行える
  • 摩擦による形状変化(縮れ毛)が発生しにくい
  • 雨・雪・洗浄などで濡れるとスタイルが崩れる
  • 紫外線・洗浄で褐色(色あせ)する
  • 摩擦で断毛する
ミックス 人毛+人工毛
  • 人毛100%より再現率が高い
  • 人毛部分が褐色(色あせ)する
  • 非耐熱素材混合の場合は高温に弱い
  • 人工毛部分に摩擦による形状変化が発生する
人工毛
(非耐熱)
PVC(ポリ塩化ビニル)アクリル・ナイロン
  • 形状維持性が高くスタイルが崩れにくい
  • 摩擦による形状変化(縮れ毛)が発生する
  • 高温のリメイク(再セット)・修復できない
人工毛
(耐熱)
ポリエステル
  • 現状維持性が高くスタイルが崩れにくい
  • 摩擦による形状変化(縮れ毛)の修復可能
  • 摩擦による形状変化(縮れ毛)が発生する
人工毛
(コラーゲン)
たんばく質繊維
  • ホットスタイリングを素人でも気軽に行える
  • 人毛に類似しているが、褐色(色あせ)しない
  • 摩擦による形状変化(縮れ毛)の修復可能
  • 摩擦による形状変化(縮れ毛)が発生する
  • 雨・雪・洗浄などで揺れるとスタイルが崩れる

 

素材の劣化について

人毛 人工毛
主に加工(色調整のカラーリング、キューティクル除去など)された毛髪。
紫外線・洗浄が原因による褐色(色あせ)や摩擦による断毛など使用過程での劣化が発生する。
合成繊維素材(PVC:ホリ塩化ビニル、アクリル、ポリエステル他)は、共通して摩擦による形状変化(縮れ毛)が発生する。
耐熱性のポリエステルは高温アイロンでの修復加工に対応するので、縮れをストレートに修復・再セットできる

紫外線により褪色(色あせ)します

ポリエステルは高温アイロンでの修復加工が可能

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がん治療を行う病院に認定サロンを構えるhairsだからこそ、ウィッグやヘアスタイルでアドバイスできることがあります。
何からしたらいいのかわからない、そんな方もまずはご相談ください。
慌てて商品を選ぶのではなく、まずはウィッグの選び方をぜひ知っていただきたいです。

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